エンジニアの年収は、年齢が高くなるほど上がっていくという特徴がある。これは年齢を重ねるにつれて経験値が高まり、実力がついてくるからである。そのため、単純に年齢を重ねても実力が伴わなければ年収がアップすることはない。つまり、エンジニアの世界はかなり実力主義要素が強いと考えてよいだろう。
年収をアップするためにはいくつか方法がある。たとえば、スキルアップである。スキルアップと言ってもやみくもに行うだけでは年収アップにはつながらない。
大切なことは、市場価値を見極めて習得するスキルを選ぶということである。もし、Javaなどの基本のプログラミング言語を取得済みであれば、トレンドの言語に手を出してみるのも1つの手である。ほかにも、ロボット産業など今後需要が高まっていきそうな分野に目をつけ、自ら学んでいくと将来的に年収アップにつながる案件を任される可能性が高くなるだろう。
また、資本集約型の企業で働くというのも方法の1つだ。資本集約型の企業とは、事業の中心が資本である企業のことである。そのため、派遣型の企業に勤めるよりも、自社サービスを展開している企業のエンジニアとして働く方が年収アップの可能性は高い。
そして、人脈づくりも欠かせない。大きな収入となるビッグチャンスを手にするためには人脈作りも大切な要素である。縦のつながりだけでなく、横のつながりを意識しすると最新の情報が入ってきやすくなるなどのメリットもあるので、おろそかにしないようにしたい。